こんにちは、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「円高対策」として、やっておくべき5つの対策を解説していきたいと思います。
🔳円高から資産を守る5つの対策
✅ドル建て資産を、少し減らす
✅国内株式へ投資する
✅円建てゴールドを保有する
✅ドル円をショートする
✅円の現金比率を増やす
【重要】2024年の新相場へ向け、今後は円高対策が必須です。
2023年11月、円相場は一時151円を超える「33年ぶり」の超円安となりました。
しかし今後は円高方向へ戻す可能性が高く、今から対策を準備しておくことが重要です。
今回は「円高対策」として、やっておくべき5つの対策を解説していきたいと思います。
円高から資産を守る5つの対策
それでは、今からやっておくべき「円高対策」について解説していきましょう。
以下に5つの対策について、1つずつ解説していきます。
ドル建て資産を、少し減らす
まず基本的な戦略として、保有するドル建て資産の比率を見直します。
私はこれまで資産の90%をドル建てにしていたため、円安で大きな利益を得てきました。
しかし今後は円高へ戻れば、これらの資産は価値を減らしてしまいます。
33年ぶりの超円安の今、過度なドル依存を見直し、ある程度の円資産を買い戻す戦略が必要です。
国内株式へ投資する
今の状況であれば、日本株へ投資しておくことも有用です。
これから円高が進んだ場合には、外国株式では利益が出ません。
たとえ株価が上がっても、円高ドル安になれば円ベースでは増えないためです。
逆に円高へ向かう局面で日本株を持っていれば、国際的な価値(ドル換算)は上昇します。
円高に強い内需株であれば、対策としてはなおベターでしょう。
日本株は上昇余地が高い
今後は年始から始まる「新NISA」への期待から、日本でも投資ブームの再来が期待できます。
また日本株は傾向として、12月が最も上がりやすい時期となります。
冬季賞与や年末商戦、そして中間配当の再投資などが重なり、年末ラリーとなることが多いためです。
今年は新NISAへの期待も織り込み、年明けを待たずに上昇していく可能性が期待されます。
円建てゴールドを保有する
次にリセッションによる円高対策として有効なのが「円建てゴールド」の保有です。
金をドル建てではなく「円建て」で保有することで、円高対策になります。
国内の純金価格は、最高値をどんどん更新し上昇しています。
直近ではイスラエス情勢の影響で、安全資産の金がさらに一段と上昇しています。
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ドル円をショートする
急速に円高へ向かう局面では、FXでドル円をショートする手法もシンプルです。
ただしドル円ショートの保有は、金利差分のコスト(スワップ払い)が発生してしまうため、長くは持てません。
基本的には有事の際、市場がリスクオフで株安・金利低下となる局面に、短期で仕掛けるべきと考えます。
23年11月時点の市場は平穏なリスクオン相場につき、今はまだ仕掛けるタイミングではないと思います。
円の現金比率を増やす
リスクオフで株安・円高が進む局面では、現金比率を上げることも対策となります。
これは投資をやめるのではなく「円に投資する」という概念で実施します。
たとえ現金保有でも、円相場が上昇する(円高)局面であれば、国際的な価値(ドル換算)は上昇します。
一時的に現金に換え、円高が進んだ後にリスク資産を買い戻すことも、れっきとした円高対策となります。
まとめ
以上により、今回は「円高対策」として、やっておくべき5つの対策を解説しました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳円高から資産を守る5つの対策
✅ドル建て資産を、少し減らす
✅国内株式へ投資する
✅円建てゴールドを保有する
✅ドル円をショートする
✅円の現金比率を増やす
【重要】2024年の新相場へ向け、今後は円高対策が必須です。
私のイメージとしては、年末まではリスクオン相場が想定されるため、国内株式が有用。
しかし2024年に入り時が経つにつれ、株安・ドル安のダブルリスクが高まります。
株安・ドル安のリスクオフ局面では、円建てゴールドやドル円ショートが有用となるでしょう。
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