はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回はS&P500の投資法について「一括投資すべき」6つの理由を解説していきたいと思います。
🔳S&P500なら一括投資すべき理由【常に上昇する】
✅右肩上がりで上がり続ける
✅待つ間も、どんどん上がる
✅下落してもすぐに回復する
🔳S&P500なら一括投資すべき理由【積立は損失】
✅S&P500なら積立分散は損失
✅積立は下落相場にのみ有効
✅S&P500なら、積立は無意味
🔳S&P500なら一括投資でもリスクがない理由
✅S&P500一括にリスクはない?
✅長期投資なら、リスクはない
「S&P500に、一括投資するか悩んでいます・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】S&P500なら、積立よりも一括投資の方がおすすめです。
S&P500なら、基本的に右肩上がりの上昇を続けるため、投資時期を分散する必要がありません。
右肩上がりの市場では、一刻も早く投資することが重要で、積立分散はむしろ損失となります。
今回はS&P500の投資法について「一括投資すべき」6つの理由を解説していきたいと思います。
S&P500なら一括投資すべき理由【常に上昇する】
それではS&P500の投資法として「一括投資すべき」理由を解説していきましょう。
まずはS&P500の特性について、理解を深めていきましょう。
右肩上がりで上がり続ける
まず一括投資すべき最大の理由は、S&P500が右肩上がりの上昇を続けるためです。
下図に、S&P500指数の長期チャート(10年)を示します。
S&P500指数チャート_10年
このようにS&P500は歴史的に、長期的な右肩上がりの上昇を続けています。
このような右肩上がりの相場においては、積立による投資時期の分散は無意味です。
S&P500は時間の経過とともに、どんどん上昇するからです。
待つ間も、どんどん上がる
S&P500なら、積立投資によるリスク分散を行う必要はありません。
積立投資は、投資時期を自動的に分散して行う投資法です。
積立方式で投資時期を分散することで、価格変動リスクを抑える効果を得られます。
しかしS&P500は、基本的に右肩上がりの上昇を続けるため、投資時期を分散する必要がありません。
S&P500は次の買い時を待っている間にも、どんどん上昇を続けてしまいます。
よって投資のタイミングを計ること自体が、無意味なのです。
そうと分かれば、投資時期の分散は必要なく、一刻も早く一括投資した方が賢明です。
投資を躊躇して待っている間にも、どんどん上昇を続けるからです。
下落してもすぐに回復する
S&P500における最大の強みが、暴落からの回復力です。
S&P500は一時的に暴落したとしても、すぐに回復し、右肩上がりの軌道に戻してくれます。
下図に直近のS&P500における、暴落からの回復事例を示します。
2020年3月のコロナショックでは、株価が35%も暴落したものの、わずか5ヶ月で最高値を更新しました。
S&P500指数チャート_3年
S&P500指数チャート_6ヶ月
また図下には、直近6ヶ月のチャートも示しました。
S&P500は9月にも6%ほど下落しましたが、その後わずか2週間で最高値を更新しています。
このようにS&P500は、一時的な下落に見舞われても、すぐに回復してしまいます。
よって積立での分散は必要なく、一括投資をしておけばすぐに回復し、右肩上がりに戻してくれるのです。
S&P500なら一括投資すべき理由【積立は損失】
ここまで、S&P500の特性について解説してきました。
S&P500の特性を踏まえれば、逆に積立での分散は、むしろ機会損失となります。
以下にS&P500への積立が損失となる理由について、3つの項目を解説してきます。
S&P500なら積立分散は損失
S&P500のような成長市場の場合には、積立分散はむしろ機会損失となります。
下図に直近1年間における、S&P500指数のチャートを示します。
このような右肩上がりの市場においては、できる限り早期に一括投資することがベストです。
S&P500指数チャート_1年
このような成長市場においては、積立投資をしても、利益を減らしてしまうだけです。
S&P500なら積立は不要で、一刻も早く、一括投資をする方が賢明です。
積立は下落相場にのみ有効
そもそも積立投資とは、下落相場の時にのみ効果を発揮します。
下落相場の時には、投資時期を分散することで、平均価格を平準化でき、リスクを抑えることができます。
下図に下落相場における、積立投資のイメージを示します。
下落相場での積立投資のイメージ
積立投資のメリットは、株価の低迷が長引いた時に、安値で買い続けることができる点です。
日本株のような低成長の市場には適する手法ですが、S&P500であれば積立は不要です。
何度も繰り返し言いますが、S&P500は右肩上がりの上昇を続けるためです。
S&P500なら、積立は無意味
S&P500のような右肩上がりの市場においては、積立分散は不要です。
投資するタイミングを考えること自体が無意味で、躊躇している間にも、株価はどんどん上昇します。
S&P500での積立は、逆にただの機会損失となるため、できる限り早期に、一括投資をする方が賢明です。
基本的に上がり続けるのだから、余計なことは考えずに「買える時に全部買う」のスタンスで大丈夫です。
S&P500なら一括投資でもリスクがない理由
ここまで、S&P500なら一括投資すべき6つの理由について解説してきました。
最後に「S&P500×一括投資」のリスクについて、解説しておきましょう。
S&P500一括にリスクはない?
はたしてS&P500へ一括投資する場合、リスクはないのでしょうか?
【結論】長期投資に徹すれば、リスクは殆どありません。
下図に直近30年間における、S&P500の長期チャートを示します。
S&P500指数チャート_30年
S&P500はこの30年においても、長期で見れば、ずっと右肩上がりの上昇を続けています。
この30年間で、S&P500は12倍以上に上昇しているのです。
長期投資なら、リスクはない
たしかに過去には、ITバブル崩壊やリーマンショックなど、大きな暴落がたびたび発生しました。
しかし長期投資に徹すれば、結局どのタイミングで投資しようが、負けた実績は一度もありません。
先述した通り、S&P500は必ず回復するため、待っていれば値を戻します。
S&P500なら長期投資に徹すれば、いつ一括投資しても、リスクはほぼありません。
リスクを恐れず「一括×長期投資」に徹することで、大きなリターンを得ることができるでしょう。
まとめ
以上により、今回はS&P500の投資法について「一括投資すべき」6つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳S&P500なら一括投資すべき理由【常に上昇する】
✅右肩上がりで上がり続ける
✅待つ間も、どんどん上がる
✅下落してもすぐに回復する
🔳S&P500なら一括投資すべき理由【積立は損失】
✅S&P500なら積立分散は損失
✅積立は下落相場にのみ有効
✅S&P500なら、積立は無意味
🔳S&P500なら一括投資でもリスクがない理由
✅S&P500一括にリスクはない?
✅長期投資なら、リスクはない
【結論】S&P500なら、積立よりも一括投資の方がおすすめです。
S&P500は基本、右肩上がりで上がり続けるので、投資時期を分散する必要がありません。
右肩上がりの成長市場においては、積立分散はむしろ、利益を減らしてしまうだけです。
S&P500の「一括×長期投資」ならリスクも少なく、大きなリターンを得ることができるでしょう。