こんにちは、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「日本株のさらなる上昇」を予想する7つの理由を解説していきたいと思います。
🔳日本株の上昇継続を予想する7つの理由
✅12月は株価が上がりやすい
✅新NISAへの期待が高まる
✅日本だけが金融緩和を継続
✅米国株の上昇トレンドは継続
✅大統領選前は株が上がりやすい
✅脱中国で日本への投資が増える
✅今後、インフレ時代が長く続く
【結論】日本株は今後も、さらなる上昇継続を予想します。
2023年11月現在、日本株にはまだ上昇する要素が豊富にあります。
12月は株価が上がりやすく、米国株の上昇に新NISA期待が加われば、高値をさらに更新するでしょう。
今回は「日本株のさらなる上昇」を予想する7つの理由を解説していきたいと思います。
日本株の上昇継続を予想する7つの理由
それでは「日本株のさらなる上昇」を予想する理由について、解説していきましょう。
以下に7つの理由について、1つずつ解説していきます。
12月は株価が上がりやすい
株式市場は日米ともに、11~12月に上がりやすい傾向にあります。
下図に、日米市場の季節傾向を示した平均株価を示します。
年末商戦のほか、日本では冬季賞与や中間配当の再投資で、株への投資が活発になります。
直近でも10月に下落して11月から上昇しており、例年の傾向通りの値動きとなっています。
株式市場の季節性(NYダウと日経平均)
(過去30年/年初=100)
(引用元:楽天証券)
新NISAへの期待が高まる
加えて年初から始まる「新NISA」への期待による株高も期待できます。
特に海外投資家は、新NISA効果を先に織り込む形で先行投資することが想定されます。
実際に10年前の旧NISA開始前も、11~12月で株価が急騰しています。
今回も全く同じ動きで11月から上昇しており、引き続き12月の株高も期待が持たれます。
旧NISA開始時の日経平均株価(2014年)
日本だけが金融緩和を継続
金融政策の面では欧米諸国と比較して、日本だけが金融緩和を続けています。
欧米では利上げが終盤を迎え、金融引き締めがピークに達しています。
ところが日本だけはマイナス金利政策を維持し、金融緩和を続けています。
よって相対的に金融緩和の日本へ投資が集まりやすく、日経平均は年初来で30%も上昇しました。
日本はまだ金融緩和を続ける見込みであり、今後も株高トレンドの継続が期待できます。
米国株の上昇トレンドは継続
11月の米国株は完全な上昇トレンドとなり、日本株へも追い風となりました。
今後も米国株の上昇が継続するなら、日本株へもさらなる追い風となります。
米国では利上げ終了が織り込まれ、10年金利が4.4%台まで急低下しました。
恐怖指数VIXも13を割り4年ぶり低水準で、今後も株高トレンドの継続が期待されます。
大統領選前は株が上がりやすい
米国では来年、2024年11月に大統領選挙を控えています。
アノマリーとして「大統領選の前」は、株価が上がりやすい傾向にあります。
1952年から18回の大統領選が実施され、選挙前年のNYダウは18回の内17回も上昇。
選挙の年も、18回の内14回も上昇しています。
これは政治的な思惑も絡み、選挙の前は無理やりでも経済を活性化してきた歴史といえます。
脱中国で日本への投資が増える
中国の経済情勢が悪化している点も、日本株へ追い風になる可能性があります。
欧米がインフレに苦慮するなか、中国は完全なデフレに陥っており、景気後退へ向かっています。
これにより中国への投資マネーが引き上げられ、代わりに日本へ向かっている側面があります。
円安の影響も加わり、半導体を中心に製造業が日本へ戻っている面もあります。
日本がアジアで再び脚光を浴び始めており、今後の日本経済へ追い風が吹いています。
今後、インフレ時代が長く続く
日本は30年も続いたデフレからようやく脱却しようとしており、新たなインフレ時代へ向かっています。
ところが日本人は30年も続いたデフレ脳に染まりきっており、インフレ脳へ切り替わるのはこれからです。
日本が時間をかけてインフレ脳へ切り替わってからこそ、ようやく経済が強くなる時です。
日本は30年ぶりのインフレ時代へ向け、マインドの移行が必要な期間にあります。
欧米とともにインフレ期が長く続けば、日本株には大きな追い風となるでしょう。
まとめ
以上により、今回は「日本株のさらなる上昇」を予想する7つの理由を解説してきました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳日本株の上昇継続を予想する7つの理由
✅12月は株価が上がりやすい
✅新NISAへの期待が高まる
✅日本だけが金融緩和を継続
✅米国株の上昇トレンドは継続
✅大統領選前は株が上がりやすい
✅脱中国で日本への投資が増える
✅今後、インフレ時代が長く続く
【結論】日本株は今後も、さらなる上昇継続を予想します。
12月は株価が上がりやすい時期となり、新NISA期待も加わり株高の可能性が高まります。
米国株も安定した上昇トレンドへ向かっており、市場はまだ底堅さを保つと予想します。
金融緩和の継続で新たなインフレ時代へ向かえば、日本株はさらに躍進するでしょう。
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