こんにちは、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は私が「5月の株価下落」を予想する、6つの理由を解説していきたいと思います。
🔳 5月が短期的に株安で調整される6つの理由
✅5月発表の経済指標が、強まる可能性
✅指標が強まり、追加利上げが意識される
✅金利が上昇し、株価は下落トレンドへ
✅最も危険なのは、10日のCPI発表後か
✅地銀破綻で、金融不安の再燃もあり得る
✅ただし5月の株安は、短期的に留まるか
【重要】5月の株価は、下落で調整される可能性が高いでしょう。
私は5月発表(4月分)の経済指標が、強まる可能性が高いと予想します。
特にインフレが高止まり「6月の利上げ」が意識されれば、株価は下落に転じるでしょう。
今回は私が「5月の株価下落」を予想する、6つの理由を解説していきます。
5月が短期的に株安で調整される6つの理由
それでは「5月の株価下落」を予想する理由について、解説していきましょう。
以下に6つの理由について、1つずつ解説していきます。
5月発表の経済指標が、強まる可能性
まず5月発表の経済指標は、強まる可能性が高いと予想します。
3月→4月にかけて、市場心理が大きく改善しているためです。
3月は金融不安の影響で、市場心理が大きく悪化していました。
実際に3月の経済指標(4月発表分)は、軒並み弱い結果が続いています。
しかし4月に入ってからは、金融不安はほぼ沈静化していました。
4月は株価も上昇基調で、市場心理は大きく改善しています。
3月に急落した原油価格も急回復しており、再びインフレ圧力が強まると予想します。
発表された4月のPMI(購買担当者景気指数)やシカゴ購買部協会景気指数は、市場予想を上回っています。
指標が強まり、追加利上げが意識される
5月発表の経済指標で強い結果が続けば、再び利上げへの警戒が高まります。
特にCPI(消費者物価指数)で強い結果が出れば、追加利上げが意識されるでしょう。
「利上げは5月で終了」との見方が優勢ですが、これが崩れれば株価は下落します。
このように6月の追加利上げが意識される可能性は、十分にあると予想しています。
金利が上昇し、株価は下落トレンドへ
経済指標が強まり追加利上げが意識されれば、米金利も上昇します。
金利が再び上昇トレンドへ向かえば、特にNASDAQは厳しくなります。
経済指標が強まれば、FRB高官から「タカ派」発言も続くでしょう。
この流れになると、米金利は上昇していくことになります。
金融不安が再燃なら、金利は低下
ただし金利に関しては、金融不安が再燃した場合には低下します。
いずれの場合においても、株価は下落の方向へ向かうと予想します。
金利については金融情勢の動向により変わるので、柔軟に構えておきましょう。
最も危険なのは、10日のCPI発表後か
最も可能性が高いのは、5月10日のCPI(消費者物価指数)発表後と予想しています。
よって5月の中旬頃に、市場心理が悪化する可能性があります。
逆にCPIで弱い結果が出るようなら、株価は上昇します。
よって5月発表のCPIは、とても重要な局面になると思います。
地銀破綻で、金融不安の再燃もあり得る
米国地銀の破綻により、金融不安が再燃する可能性もあります。
渦中のFirst Republic Bankは預金流出が収まらず、株価は年初来で97%もの大暴落。
完全に破綻寸前で、FDICの公的管理下に入る可能性が高まっています。
First Republic Bankも破綻となれば、3月から5つ目の銀行破綻になります。
地方銀行の預金流出が加速し、さらなる連鎖破綻が進むリスクもあります。
金融不安が再燃すれば市場心理が悪化し、株式市場全体が下落するでしょう。
ただし5月の株安は、短期的に留まるか
ただし金融不安さえ収まれば、株価下落は短期的なものになると予想します。
6月に入れば、インフレは再び沈静化すると予想します。
6月のFOMCで利上げが無ければ、株式市場は大きく好感することになります。
よって金融不安さえ収まれば、6月から秋へ向けて、株価は底堅く推移するでしょう。
まとめ
以上により、今回は「5月の株価下落」を予想する6つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳 5月が短期的に株安で調整される6つの理由
✅5月発表の経済指標が、強まる可能性
✅指標が強まり、追加利上げが意識される
✅金利が上昇し、株価は下落トレンドへ
✅最も危険なのは、10日のCPI発表後か
✅地銀破綻で、金融不安の再燃もあり得る
✅ただし5月の株安は、短期的に留まるか
【重要】5月の株価は、下落で調整される可能性が高いでしょう。
5月発表分の経済指標は、強い結果が続出すると予想します。
特にCPI(消費者物価指数)が強まれば、6月の追加利上げが意識される可能性が高まります。
金融不安もくすぶっており、インフレの動向しだいでは、株価は下落を余儀なくされるでしょう。
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