はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回はインフレ対策(個人向け)について、おすすめの方法を3つ紹介していきたいと思います。
「貯金しておけば、お金を貯められると思っていませんか?」
実はこれ、大きな間違いです。
あなたが貯金しているお金は、今も毎年、どんどん価値が減っています。
インフレによって、お金の価値が減少しているからです。
今回はインフレ対策の概要と、おすすめの方法を3つ紹介していきたいと思います。
インフレ対策とは
まずは、インフレの恐ろしさについて触れていきましょう。
皆さんは気づいていないかもしれませんが、日本の物価はどんどん上がっています。
下図に、消費者物価指数の推移を示します。
消費者物価指数
(引用元:ガベージニュース)
日本では2013年頃からのアベノミクス効果により、物価が急速に上がり始めました。
上図では、6年間で物価が7%上がったことを示しています。
さらに現在では消費税が10%に引き上げられた事もあり、物価はもっと上がっています。
つまり増税の影響も含めれば、物価は7年間で、10%も上昇しているのです。
インフレで預金はどんどん減っていく
物価が10%上がったということは、現預金が10%も減ったということです。
7年前なら100円で買えた商品が、今では110円出さないと買えなくなったからです。
インフレはこのような形で、私たちの預金をどんどん減らしていきます。
資産を運用してインフレに備える
インフレ対策として有効なのが、株や債券などでの資産運用です。
経済には、「r(資本収益)>g(経済成長)」という法則があります。
これはつまり、物価の上昇よりも、株価の上昇の方が大きいことを示しています。
下図に、直近7年間の日経平均株価の推移を示します。
日経平均株価
【結論】日経平均株価は、この7年間で2倍に上昇しています。
物価の上昇が10%であったのに対し、株価は2倍に増えているのです。
つまり資産を預金ではなく、株や債券などで運用することで、インフレのリスクに備えることができるのです。
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インフレ対策 おすすめの運用方法3選
それでは、インフレ対策の具体的な方法について解説していきましょう。
【結論】インフレ対策には、投資信託の活用がおすすめです。
投資信託とは、投資家から集めた資金を専門のファンドが運用し、その成果を分配する仕組みの金融商品です。
投資信託なら、インフレ対策に適した商品が豊富に揃っており、初心者の方でも低リスクで始めることができるため、おすすめです。
それではここから、インフレ対策におすすめの投資信託ファンドを3つ紹介していきましょう。
物価連動国債ファンド
ファンド名:MHAM物価連動国債ファンド
運用会社 :アセットマネジメントOne
種 別 :国内債券
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.66%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2004年6月1日
当ファンドはインフレ対策に特化した投資信託で、物価に連動して増減する国債へ投資し、運用するものです。
投資信託なら、このようなインフレ対策に特化した商品が数多く揃っています。
このようなファンドで運用しておけば、物価上昇に連動して価格が上昇するため、低リスクでインフレを回避することができます。
当ファンドは低リスク、低リターンの商品なので、年金の運用など、運用リスクを低く抑えたい人に適しています。
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バランス型ファンド
ファンド名:三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント
種 別 :バランス型(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.242%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2005年9月30日
もう少しだけ、大きなリターンを期待したい人には、このようなバランス型ファンドもおすすめです。
当ファンドの運用先は低リスクの債券が65%、高リスクの株式が30%で構成され、リスクとリターンのバランスが取られた商品です。
当ファンドのポートフォリオ
✅債券 : 65%
✅株式 : 30%
✅その他: 5%
はじめに紹介した国債ファンドよりも大きなリターンを期待できますが、株価の暴落時にはその分、下落率も大きくなります。
5~10年ほど手をつけずに運用できる資金であれば、このようなファンドで少しだけリスクを取ってみるのがおすすめです。
株式型ファンド
ファンド名:ニッセイ日経225インデックスファンド
運用会社 :ニッセイアセットマネジメント
種 別 :国内株式
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.275%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2004年1月28日
運用にかけられる時間がたっぷりあり、リターンを大きくしたい人には、株式系ファンドがおすすめです。
当ファンドは100%を株式で運用するため、リターンがとても大きくなる分、暴落時のリスクも高まります。
とはいえ長期で運用できるのであれば、インフレ対策としては間違いなく有効です。
暴落時のリスクに耐えられるよう、10年以上放置できる余剰資産であれば、このような株式系ファンドでの運用がおすすめです。
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投資信託をはじめるには
投資信託を始めるなら、ネット証券の活用がおすすめです。
ネット証券なら手数料も無料で、100円からでも手軽に投資することができるので、初心者にも安心でおすすめです。
証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、このいずれかを選んでおけば十分です。
口座開設を含めすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも始めてみるのがおすすめです。
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まとめ
以上により、今回はインフレ対策(個人向け)について、おすすめの方法を3つ紹介させて頂きました。
日本でも物価はどんどん上昇しているため、資産を上手に運用して、インフレリスクを回避することが必須です。
インフレ対策をするなら、投資信託の活用がおすすめです。
投資信託なら、インフレ対策に適した商品が豊富に揃っているため、初心者の方にも安心です。
お金を上手に運用することで、資産を増やしてインフレに備え、豊かな老後を過ごしていきましょう。
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