はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回はつみたてNISAのおすすめ銘柄について、厳選して5銘柄について紹介していきたいと思います。
つみたてNISAは2018年1月から始められた非課税投資制度で、指定された投資信託への積み立て運用を20年間、非課税としてくれる制度です。
つみたてNISAの概要
✅非課税となる期間は20年
✅年間投資上限は40万円/年
✅買付けは原則、積み立て方式とする
✅対象商品は指定された投資信託のみ
投資枠は年間で40万円までと上限があるものの、20年間にわたり運用益を非課税としてくれる、大変ありがたい制度です。
対象商品ですが、楽天証券におけるつみたてNISAの対象商品は、2019年12月時点で152本の投資信託のなかから選べるようになっています。
ここで資産運用が初めての方にとって、対象商品が152種類もあっては、『どれを選べば良いのか分からない』という方も多いと思います。
そこで今回はベテラン投資家である私が、つみたてNISAの対象商品のなかから、おすすめの銘柄を厳選して5つピックップし、ランキング形式で紹介していきたいと思います。
本記事が、つみたてNISAの銘柄選びの一助となれば幸いです。
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つみたてNISAおすすめ銘柄1位 米国株式
それでは早速、つみたてNISAのおすすめ銘柄について紹介していきましょう。
まずは私の最もおすすめしたい銘柄が、この米国株式のインデックスファンドです。
同ファンドは楽天証券の扱う2,635本の投資信託のなかで、買付ランキング2位となっている、大変人気の高い優良ファンドです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ファンド名:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社 :三菱UFJ国際投信
種 別 :米国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.0968%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2018年7月3日
同ファンドは米国株式を代表する株価指数である、S&P500に連動するインデックスファンドです。
2018年に設立されたばかりの新しいファンドのため、運用成果はまだ出ていませんが、パフォーマンスはS&P500に連動することが約束されています。
世界一の経済大国である米国の株価指数のS &P500に連動するのですから、これからどんどん上昇することは間違いありません。
S &P500は下図の通り、米国経済の成長とともに右肩上がりでの上昇を続けており、2009年からの10年間で3倍、1994年からの25年間では、およそ6倍以上にまで上昇しています。
S&P500 35年チャート
さらに同ファンドの突出したメリットは、管理費用の安さであり、ネット証券なら管理費用は驚異の0.0968%と、圧倒的な低コストが売りのファンドです。
この管理費用の安さは、楽天証券における2,635本のすべての投資信託のなかで、最も低コストのファンドとなっています。
投資先はS&P500に連動させるため、全米の500銘柄へ広く分散して投資されています。
投資先の上位3社はマイクロソフト、アップル、アマゾンと、世界で最も強力な企業が次々と名を連ねており、まさに世界で最も強靭な投資先といえるでしょう。
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つみたてNISAおすすめ銘柄2位 国内株式
続いて国内株式へ投資する、おすすめ銘柄を紹介します。
『海外の市場はよく分からないから、運用先は国内の投資先に限定したい』
このように考える方も多いので、そんな方にはぴったりの銘柄になります。
同ファンドは楽天証券の扱う国内株式ファンドのなかでは、買付ランキング1位となっている、大変人気の高い優良ファンドです。
ニッセイ日経225インデックスファンド
ファンド名:ニッセイ日経225インデックスファンド
運用会社 :ニッセイアセットマネジメント
種 別 :国内株式
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.275%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2004年1月28日
同ファンドは日経平均株価に連動する、インデックスファンドです。
このファンドへ投資することによって、日経平均の採用銘柄である、225銘柄へ広く分散して投資する効果を得ることができます。
運用成果も好調で、ファンド設立から15年間を運用していれば、パフォーマンスは+170%、つまり運用額が2.7倍にまで上昇しています。
よって長期投資でコツコツと積み立てておけば、成果の出やすい投資先といえるでしょう。
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つみたてNISAおすすめ銘柄3位 バランス型
続いて、『とにかく低リスクに、安全に運用したい』という方におすすめの銘柄を紹介します。
同ファンドは株式よりも債券の比率を高めることで、リスクを低く、安全に運用できるように設計されたファンドになります。
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
ファンド名:三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント
種 別 :バランス型(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.242%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2005年9月30日
当ファンドのポートフォリオ
✅債券 : 65%
✅株式 : 30%
✅その他 : 5%
当ファンドのポートフォリオは債券が65%、株式が30%、その他5%という構成になっています。
債券の比率を高めることによって、リターンは小さくなりますが、暴落のリスクを抑え、安定した運用ができるようになります。
これまでの運用実績では、2008年のリーマンショックの時だけは、さすがにやや下落してしまいましたが、これを除けば、安定して右肩上がりでの上昇を続けています。
このようにローリスク、ローリターンの堅実なファンドではありますが、ファンド設立から14年間を運用していれば、運用額は1.5倍にまで増えています。
よって安定した年金づくりを目的として、長期でコツコツと続けていけば、着実に成果を出してくれる銘柄といえるでしょう。
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つみたてNISAおすすめ銘柄4位 先進国株式
続いて、世界中の先進国へ広く投資する、おすすめのファンドを紹介します。
同ファンドは楽天証券の扱う2,635本の投資信託のなかで、買付ランキング6位となっている、大変人気の高い優良ファンドです。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
ファンド名:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社 :ニッセイアセットマネジメント
種 別 :先進国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.10989%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2013年12月10日
当ファンドの投資先は、欧米を中心とした世界中の先進国へ幅広く分散されており、組入銘柄数は実に1,300を超える銘柄へ、広く分散投資されています。
このようなファンドは投資先を1つの国だけでなく、多くの国へ分散していることから、運用リスクを低減する効果を期待できます。
投資先の上位3社はアップル、マイクロソフト、アマゾンと、世界のそうそうたる企業が名を連ねています。
運用パフォーマンスも世界経済の成長と連動して右肩上がりでの上昇を続けており、ファンドの設立からはまだ6年ですが、運用額は+70%超と、着実に成果を上げています。
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つみたてNISAおすすめ銘柄5位 新興国株式
最後に、世界の新興国の株式へ投資する、おすすめのファンドを紹介します。
同ファンドは楽天証券の扱うつみたてNISA対象の新興国株式のなかで、買付ランキング5位となっている人気のファンドです。
SMT 新興国株式インデックス・オープン
ファンド名:SMT 新興国株式インデックス・オープン
運用会社 :三井住友トラスト・アセットマネジメント
種 別 :新興国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.66%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2008年12月15日
当ファンドの投資先は上図のように、世界中の多くの新興国へ、幅広く分散投資されています。
つみたてNISAは20年以上の運用を目標に、長期で運用することが前提です。
よってこれからの成長が期待される、世界の新興国へ長期で投資することによって、大きなリターンを狙える可能性を秘めています。
すでに運用パフォーマンスも好調で、ファンド設立からの9年間でパフォーマンスは+200%、運用額が3倍になる大幅上昇となっています。
まとめ
以上により、今回はつみたてNISAのおすすめ銘柄について、厳選して5銘柄について紹介させて頂きました。
どの銘柄も、長期運用でコツコツと積み立てていけば、着実に成果の出るファンドといえます。
個人的には、1位に取り上げた米国株ファンドが断トツでおすすめなので、このファンド一択でも良いと考えています。
しかし人によっては好みもあると思うので、どの銘柄を選ぶかは、お好みに応じて使い分けて頂ければ大丈夫です。
つみたてNISAを始めるなら、ネット証券の活用が断然おすすめです。
ネット証券を活用すれば、手数料も無料で、100円からでも手軽に投資することができるので、初心者の方にも安心でおすすめです。
証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。
この辺りについては別記事の『初めての株式投資 初心者向けの始め方をやさしく解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。
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