はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回はインデックス投資のおすすめファンドについて、厳選して6銘柄について紹介していきたいと思います。
インデックス投資の魅力は何といっても、低コストで運用できることでしょう。
数ある投資信託のファンドのなかでも、インデックスファンドの管理費用は、格段に低コストとなっています。
その管理費用は年々低コスト化が進んでおり、特に2018年頃からは、かつてないほどの低コストを誇るファンドが次々と登場してきています。
ファンドの管理費用がここまで低コストとなったことで、インデックスファンドはかなり魅力的な存在となってきました。
インデックスファンドなら低コストで、多くの国や銘柄へ幅広く分散投資してくれることが、とても大きな魅力となっています。
今回はそんなインデックス投資のおすすめファンドについて、厳選して6銘柄について紹介していきたいと思います。
インデックス投資おすすめファンド① 国内株式
それでは、インデックス投資のおすすめファンドについて紹介していきましょう。
まずは国内株式へ投資する、インデックスファンドについて紹介します。
国内株では基本的に東証株価指数(TOPIX)ではなく、日経平均株価に連動するファンドの方がおすすめです。
その理由は下図の通りで、TOPIXよりも日経平均株価の方が、運用パフォーマンスが優れているためです。
日経平均とTOPIXの比較
ニッセイ日経225インデックスファンド
ファンド名:ニッセイ日経225インデックスファンド
運用会社 :ニッセイアセットマネジメント
種 別 :国内株式
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.275%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2004年1月28日
同ファンドは楽天証券の扱う国内株ファンドのなかで、今最も売れているファンドになります。
管理費用も0.275%(ネット証券の場合)と、かなりの低コストが魅力です。
運用成果も好調で、ファンド設立から15年間を運用していれば、パフォーマンスは+170%、つまり運用額が2.7倍にまで上昇しています。
インデックスファンドといえども、低コストを味方につけて正しく運用することができれば、これほどの高いリターンを得ることができるのです。
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
ファンド名:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
運用会社 :三菱UFJ国際投信
種 別 :国内株式
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.154%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2018年2月2日
続いてもう一つ、国内株ファンドで圧倒的におすすめなのが、この『eMAXIS Slim国内株式(日経平均)』です。
同ファンドは2018年に設立されたばかりの新しいファンドなので、運用成果はまだ出ていませんが、圧倒的な低コストが魅力です。
管理費用はたったの0.154%であり、コストの面では、まさに業界トップの水準です。
運用実績はないものの、運用は日経平均に連動するインデックスファンドなので、内容については心配する必要がありません。
運用方針が同じであれば、インデックスファンドにおける重要な要素は、コストです。
よって私としては、先に紹介した売上1位の『ニッセイ日経225インデックスファンド』よりも、こちらのファンドの方がおすすめです。
たったの0.154%のコストを支払うだけで、日経平均の全銘柄を網羅することができることが、インデックス投資の大きな魅力です。
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インデックス投資おすすめファンド② 米国株式
続いて米国株式へ投資する、インデックス投資のおすすめファンドについて紹介します。
SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド
ファンド名:SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド
運用会社 :三井住友トラスト・アセットマネジメント
種 別 :米国株式(為替ヘッジなし)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.759%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2009年4月30日
同ファンドは米国株の代表的指数である、NYダウに連動するインデックスファンドです。
運用パフォーマンスは絶好調で、ファンド設立から5年間で+200%(3倍)、8年間で+300%(4倍)と、驚異的なペースで上昇を続けています。
米国は市場自体が強いため、インデックスファンドでも、これだけの高い運用パフォーマンスを出すことができるのです。
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ファンド名:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社 :三菱UFJ国際投信
種 別 :米国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.0968%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2018年7月3日
続いて米国株へ投資するインデックスファンドのなかでも、圧倒的におすすめのファンドが、この『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』です。
こちらも2018年に設立されたばかりの新しいファンドなので、運用成果はまだ出ていませんが、圧倒的な低コストが魅力です。
管理費用はたったの0.0968%と驚異的な低コストとなっており、これはすべての投資信託のなかでも、最も低コストの水準です。
当ファンドはS &P500に連動するインデックスファンドのため、投資先は実に500銘柄にまで及びます。
投資比率の上位3社はマイクロソフト、アップル、アマゾンと、そうそうたる有名企業が名を連ねています。
たったの0.0968%のコストを支払うだけで、これだけの数の投資先へ投資してくれるのが、インデックス投資の大きな魅力です。
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インデックス投資おすすめファンド③ 世界分散型
ここまでで、国内株式と、米国株式へ投資するインデックスファンドについて紹介してきました。
ここからはより広く、世界の市場へ投資するおすすめのインデックスファンドについて紹介していきます。
eMAXIS 先進国株式インデックス
ファンド名:eMAXIS 先進国株式インデックス
運用会社 :三菱UFJ国際投信
種 別 :先進国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.66%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2009年10月28日
同ファンドは欧米を中心に先進国の各国へ幅広く分散投資するインデックスファンドです。
このようなファンドは投資先を1つの国だけでなく、多くの国へ分散することで、運用リスクを低減する効果を期待できます。
パフォーマンスも世界経済の成長と連動して右肩上がりでの上昇を続けており、ファンド設立からの10年間でパフォーマンスは+200%、運用額が3倍になる大幅上昇となっています。
SMT 新興国株式インデックス・オープン
ファンド名:SMT 新興国株式インデックス・オープン
運用会社 :三井住友トラスト・アセットマネジメント
種 別 :新興国株式(為替ヘッジ無し)
買付手数料:無料 (ネット証券の場合)
管理費用 :0.66%(ネット証券の場合)
最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券の場合)
運用開始日:2008年12月15日
最後に新興国の各国へ投資する、おすすめのインデックスファンドを紹介します。
このファンドもパフォーマンスは好調で、ファンド設立から9年間でパフォーマンスは+200%、運用額が3倍になる大幅上昇となっています。
投資先は下図のように、多くの新興国へ幅広く分散して投資されています。
このような形で新興国の株式へ幅広く投資するには、個人の運用では困難です。
しかしこのようなインデックスファンドを活用することによって、新興国への投資も低コストで行うことができ、かつ各国へ幅広く分散投資することができるのです。
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まとめ
以上により、今回はインデックス投資のおすすめファンドについて、厳選して6銘柄について紹介させて頂きました。
インデックスファンドの管理費用は年々低コスト化が進んでおり、ここまで低コストになってくれば、インデックスファンドはかなり魅力的な存在となってきました。
インデックスファンドなら低コストで、多くの国や銘柄へ幅広く分散投資してくれることが、とても大きな魅力となっています。
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