はじめまして、不動産投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は持ち家を持つメリットについて、賃貸よりも断然おすすめの理由について解説していきたいと思います。
『持ち家と賃貸はどちらが得なのか』
上記は永遠のテーマであり、賛否両論となっているため結論づけることは難しいのですが、不動産投資家である私の意見としては断然、『持ち家』の方を推奨しています。
持ち家を持つことには数多くのメリットがあるため、賃貸住宅に住むよりも断然おすすめです。
私にとっては比較するまでもない話で、もはや持ち家には、デメリットすら存在しないと考えています。
今回はなぜ持ち家の方が優位なのか、持ち家を持つメリットについて、詳しく解説していきたいと思います。
持ち家のメリット① 資産になる
それでは、持ち家を持つメリットについて解説していきましょう。
まずは何といっても『持ち家は資産になる』ということが、最大のメリットでしょう。
持ち家は資産になる
持ち家なら住宅ローンの返済が終われば、家と土地が100%自分の持ち分となるため、大きな資産として残すことができます。
特に建物は古くなれば劣化が進みますが、土地については劣化する恐れがないため、土地は無傷の資産として残ります。
特に需要が高く立地の良い場所であれば、土地の価格は上昇していくことも期待できるため、買った時よりも資産価値が大きくなることも期待できます。
よって都市部などで住宅の需要が高く、立地の良い場所であれば、ローンの返済さえ終われば、数千万円にもなる大きな資産を残すことができるのです。
賃貸住宅は資産にならない
一方の賃貸住宅の方は、何年住もうが、いくら高額な家賃を払おうが、そのお金は不動産オーナーの資産となるだけであり、あなたの資産には一切なりません。
たとえば月額家賃が11万円の賃貸住宅に家族で住み続けた場合、15年間も住めば、支払う家賃の累計は2,000万円にもなります。
たったの15年間で、2,000万円もの家賃を支払うことになるのです。
そしてこれだけの家賃を支払っても、あなたの手元には何の資産も残りません。
私腹を肥やしているのは、不動産のオーナーになります。
よって賃貸住宅に長く住むということは、ある意味、不動産オーナーの資産づくりのためにせっせと働いているようなものなのです。
老後の安心を得られる
先述した通り、持ち家は住宅ローンの返済さえ終われば、家も土地もすべて自分の持ち物になるため、家賃の負担が発生することはありません。
よって30代くらいの若い時に持ち家を買って、現役時代にコツコツとローンを返しておけば、退職する頃にはローンの返済を終えることができます。
家賃の負担がなくなれば、老後への不安はかなり解消されるのではないでしょうか。
一方の賃貸住宅では、一生家賃を払い続けなければなりません。
よって老後へ向けての安心感という観点では、圧倒的に持ち家にメリットがあるといえます。
持ち家のメリット② 賃貸よりもグレードが高い
次に持ち家を持つメリットとして、賃貸住宅よりも家の『グレードが高い』ことが挙げられます。
たとえばマンションに住む場合、一般に賃貸マンションよりも、分譲マンションの方がグレードが高くなっていることがほとんどです。
これは単純に、『貸す』ために作られたマンションよりも、『売る』ために作られたマンションの方が、グレードが高くなっているためです。
賃貸の家賃よりも、持ち家のローンの方が安い
同じグレードの住宅に住む場合、賃貸の場合の家賃負担よりも、買った時のローン返済額の方が、かなり安くなる傾向にあります。
たとえば同じグレードで比較した場合、賃貸だったら家賃が月12万円の住宅でも、買って持ち家にした場合のローン返済額は、月9万円程度に収まるイメージです。
同じ家賃なら、持ち家の方がグレードが高い
同じ理由で、同じ月額家賃の負担であれば、賃貸よりも持ち家を持った方が、家のグレードが高くなります。
これは賃貸の家賃に毎月12万円を出すよりも、ローン返済額が月12万円のクラスの家を買った方が、家のグレードは圧倒的に高くなる、ということです。
よって賃貸よりも持ち家を持つ方が、家のグレードが高くなり、かつ毎月の家賃負担も安くなる、というメリットを得ることができるのです。
考え方しだいで、持ち家にデメリットはない
ここまで持ち家のメリットについて解説してきましたが、果たして持ち家を持つことに、デメリットはないのでしょうか。
私は考え方しだいで、『持ち家にデメリットはない』と考えています。
ここでは簡単に、持ち家のを持つデメリットとして考えられる項目について、一つずつ潰していきましょう。
住宅ローンはデメリットにはならない
『35年もの長期ローンを組むなど、リスクが高すぎてバカげている』
上記のような否定論をよく耳にしますが、これほどおかしな話はありません。
たしかに持ち家を持てば、数十年に渡りローンを返済していく必要がありますが、それは賃貸住宅にしても同じことです。
持ち家をやめて賃貸にしたところで、住宅ローンが家賃へ代わるだけなので、住居費を負担することには何の変わりもありません。
それどころか、持ち家ならローン返済が終われば住居費の負担はなくなりますが、賃貸の方は死ぬまで一生、家賃の負担が発生します。
よって、『住宅ローンにはリスクがある』という説は、もはや何の説明もつきません。
転勤もデメリットにはならない
持ち家を持つデメリットとして、『転勤が恐いので、家を買えない』という説もよく耳にします。
たしかに持ち家を買った後に転勤になれば、引越しをすることになるので、単身赴任という選択肢はあれど、自身が持ち家に住み続けることは難しくなってしまいます。
しかしこれに関しても、もはや何のデメリットにもなりません。
もしも転勤なったら、家を貸せば良いだけの話です。
『転勤になったら困る』という人が多くいますが、転勤になったら賃貸に出して貸し出せば、それですべて解決です。
転勤になった時に引越しを迫られたり、単身赴任となるリスクがあることは、賃貸住宅に住んでも同じことです。
これらの不安は賃貸住宅に住んだところで、何も解決しません。
転勤になった時に持ち家を持っていても、貸せば良いだけの話なのです。
私も持ち家を持っていて転勤になりましたが、賃貸に出したことで、毎月かなりの家賃収入を得ることができました。
よって結果的に転勤にはなりましたが、持ち家を持って正解だったと確信しているので、何の後悔もありません。
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自然災害へのリスクヘッジ
持ち家を持つと、『地震や水害などの自然災害が恐い』という意見もよく耳にします。
これについても否定はしませんが、冷静に対処すれば、ある程度は防ぐことができます。
まず立地についてはハザードマップを確認すれば、水害や液状化のリスク度についてはあらかじめ知ることができます。
そして地震や風災に対してですが、昔の古い家ならともかく、今の技術で造られた住宅であれば、よほどでない限り、そう簡単に壊れることはありません。
またすべての災害は、保険である程度リスクヘッジすることもできます。
たしかに大地震のリスクを考えると恐い気持ちになりますが、地震の時に家が崩壊してしまうような場所は、いつの災害でも限られたほんの一部のエリアにとどまるため、確率的にはかなり低い可能性になります。
このようなリスクを恐れていては、家も買えませんし、リスクを過度に恐れていては、何もできなくなってしまいます。
考えすぎるのは良くないので、リスクとは冷静に向き合うようにしていきましょう。
まとめ
以上により、今回は持ち家を持つメリットについて、賃貸よりも断然おすすめの理由について解説させて頂きました。
今回ご紹介してきた持ち家のメリットについて、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
持ち家のメリット
✅持ち家は資産になる
✅老後の安心感を得られる
✅賃貸よりも、家のグレードが高まる
✅賃貸よりも持ち家のローンの方が安い
上記の通り、持ち家を持つことには多くのメリットがあります。
一方でデメリットばかりを気にする意見も多く散見されますが、先述した通り、考え方によっては、持ち家にデメリットはありません。
住宅ローンの負担を心配するのはバカげた話であり、たとえ賃貸に住んだとしても家賃を一生支払うことになるのですから、リスクとしては同じです。
また家族構成の変化や転勤など、ライフスタイルに変化が生じたら、賃貸に出して貸せば良いだけの話なので、何のリスクにもなりません。
私の実体験として、持ち家を持つことは良いことです。
結果的に転勤になった私が言うのですから、間違いありません。
皆さんもぜひ、良い住宅を見つけて、人生を豊かにしていきましょう。
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