はじめまして、サラリーマンブロガーの関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は転勤のもたらすメリットについて、詳しくお話してみたいと思います。
私はこれまで4回ほどの転勤を経験し、4つの政令指定都市で働いた経験を持つ転勤族の現役サラリーマンです。
そんな『転勤のベテラン』である私が感じたこととして、転勤にはデメリットばかりが目立つものの、少ないですがメリットもあるため、今回はそのあたりついてお話してみたいと思います。
転勤するということは、その本人や家族の人生を大きく変えることになる、人生の一大イベントです。
この記事へアクセスして頂いている方は、きっとこれから迫り来る転勤について、とても悩んでいることと思います。
転勤ともなると、皆どうしてもネガティブな感情を抱く人が多く、始めは気持ちの踏ん切りがつかない方も多いものです。
そこで今回はそのような方々に向けて、転勤のもたらすメリットについて解説してみたいと思います。
私のこれまでの豊富な転勤の体験談が、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
転勤のメリット 様々な都市に住むことができる
まず転勤することのメリットとして、会社の経費で様々な都市に住む機会を得られるという利点があります。
たとえば本州の出身の人が北海道や九州に住むという体験は、一生を通してなかなか経験できるものではありません。
これらの移住経験を会社の経費で体験できるという点は、ある意味ではメリットともいえるでしょう。
地元企業で転勤が一度もなく生涯を終える人と比べれば、様々な都市に住むことのできる経験は、貴重なものかもしれません。
転勤のメリット 土地の文化に触れる
転勤となっていざ地方都市に住んでみると、住んでみなければ知らなかった世界の連続です。
私は初めての転勤で地元の東京から地方へ出た時は、新鮮な文化の連続に、とてつもないほどのカルチャーショックを受け、人生観が大きく変わったことをよく憶えています。
さまざまな地方都市に住むことで、それぞれの土地の文化に触れることができるのは、とても貴重な経験となります。
私はこれまでに、仕事でなければ絶対に行かないであろうニッチな地方の地域にも、数多く訪れることができました。
地方には、観光で訪れるような場所ではない、いわば秘境のような所も数多くあるので、そのような場所へ訪れる経験は、転勤という仕事の都合がなければ、絶対にできなかった経験です。
転勤のメリット 社宅制度の恩恵を受けられる
転勤になると、転居先の住居が社宅扱い(借上げ社宅を含む)となり、会社から家賃の補助を受けられるようになります。
会社によって制度は異なりますが、一般的には家賃の7~8割ほどを会社が負担してくれて、自己負担は残りの2~3割で済むケースが多いようです。
これにより、住居費の負担を大幅に削減できるというメリットがあります。
仮に結婚して家族を持ったファミリー世帯として、転勤によって毎月の家賃を会社に10万円負担させることができれば、年間で120万円、10年で1,200万円、20年で2,400万円もの住居費を、会社へ負担させることができます。
これはある意味、上記の金額を会社から貰っていることと同じことになります。
よって転勤の社宅制度を活用し、長期に渡り家賃を節約することができれば、資産形成の面では大いに役立ちます。
マイホームがあっても心配ない
なお地元にマイホームがあるため、転勤はしたくないという方が多いですが、マイホームがあっても賃貸に出せば、家がさらにお金を稼いでくれるため、全く問題ありません。
私も地元にマイホームを持っていますが、転勤を機に賃貸に出したので、今では家賃収入を得る一方で、自分の家賃は会社に負担させているため、格段にお金が貯まるようになりました。
このように上手にやり繰りすれば、お金の面では大きなメリットを受けられるため、社宅制度の活用は資産形成の面では大きなメリットとなります。
転勤のメリット 勉強になる、出会いが広がる
転勤のメリット 若手社員には勉強になる
一方でキャリアの面ではどうでしょうか。
やり方によっては転勤によって大きくスキルアップができるなど、勉強になる面もあるため、特に若手社員にとっては勉強の面ではメリットがあるでしょう。
特に20代の時期なら、仕事に対する悪い固定観念やプライド等がまだなく、転勤先への環境変化にも柔軟に対応できるため、若い時期に様々な部署や土地を経験することは、勉強の面ではプラスに働きます。
これとは逆に40代、50代になってからの異動となると、長く勤めてきた土地で築いた人間関係を全て断ち切る必要があるためデメリットの側面も多く、また悪い固定観念やプライドなども邪魔するようになるため、転勤先への環境変化に苦戦する人が多いです。
よって若い時期であれば、これらのようなデメリットもまだないため、プレイスタイルが固まる前に、一度は転勤して経験を積んで勉強することには、メリットがあるでしょう。
転勤のメリット 出会いが広がる
転勤をすると新たな勤務地で働くことになるため、1つの土地にいるよりも出会いが多くなります。
社内外を含め、人脈が広がることは間違いないでしょう。
私の会社でも、転勤先で良い人と出会って結婚して、そのまま第二の故郷となる人も非常に多くいます。
実際に私自身も、転勤先で奥さんと出会い、結婚した経緯があります。
もし良い人と出会って結婚するなどの貴重な出会いを得ることができれば、その異動は大きなメリットをもたらす大成功の転勤といえるでしょう。
一度も転勤のない方は、限られたコミュニティの中で長い時間を過ごすことになりますが、転勤をすると一挙に出会いが広がり、人脈を広げるチャンスを得られます。
まとめ
以上により、今回は転勤のもたらすメリットについて解説させて頂きました。
最後に、ここまで紹介してきた転勤のメリットについて、もう一度おさらいしておきましょう。
転勤のメリット
✅様々な都市に住むことができる
✅社宅制度の恩恵を受けられる
✅若手社員には勉強になる
✅人脈と出会いが広がる
転勤によって様々な都市に住む経験を得ることができるのは、人生においてかけがえのない経験となります。
また転勤先では社宅制度により家賃負担を大きく軽減させることができるので、資産形成の面では大きなメリットを得られます。
その他、若手社員にとっては良い勉強の機会となりますし、人脈や出会いを広げることもできるので、ポジティブに捉えて精力的に活動すれば、多くのメリットを得ることができます。
人生は、何事も経験です。
転勤は公私ともに貴重な経験をもたらしてくれる面もあるので、何事もプラスに捉え、とにかく楽しんでしまうことが一番です。
皆さんもぜひ、転勤を含めて多くの経験を楽しみ、人生を豊かにしていきましょう。
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