低リスクで投資するおすすめの方法 初心者向けに解説

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は低リスクで投資するおすすめの方法について、資産運用の初心者の方に向けてやさしく解説してみたいと思います。

お金は増やしていきたいけど、あまり大きなリスクは負いたくない・・・、そのような悩みを抱えている方は多いと思います。

今回の記事では、このような悩みを抱えている方に向けて、できるだけリスクを負わずに資産を増やしていく方法について解説してみたいと思います。

日本では低金利の時代が長く続いていて、昨今のマイナス金利政策は今後もしばらく続く見込みのため、預貯金ではお金を増やすことはできません。

このような状況において、ほんの少しの努力と行動を持って資産運用にチャレンジすることは、とても大きな意味を持つといえます。

しっかりと勉強をして準備をしておけば、資産を低リスクで増やしていくことは、十分に可能なのです。

よって今回は低リスクで投資するおすすめの方法について、資産運用の初心者の方に向けてやさしく解説していきたいと思います。

低リスクで投資する方法 投資信託がおすすめ

それでは早速、低リスクで投資するおすすめの方法について解説していきましょう。

投資といえば、株式や債券が代表的な手法となりますが、これらの手法を初心者の方が運用するには、それなりのリスクを伴います。

よって株式や債券などへ初心者の方が低リスクで投資するには、投資信託の活用がおすすめです。

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門の機関(投資ファンド)が株式や債券などへ投資して運用し、その運用成果を投資家へ分配する仕組みの金融商品を指します。

出典元:楽天証券

投資信託を活用すれば、投資家はお金を出資するだけで良く、後の運用作業はすべてプロのファンドに任せることができます。

株式や債券へ個人で投資するには、資産配分や銘柄の選定を自分で行う必要がありますが、投資信託であればプロのファンドが適切な配分を定め、厳選された幅広い銘柄へ広く分散して投資してくれるため、リスクを最小限に抑えることができるのです。

出典元:SBI証券

よって投資信託であれば、投資家に専門知識は一切不要なので、初心者の方をはじめ誰にでも簡単かつ低リスクで投資することができるのです。

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低リスクで投資する方法 債券ファンド

ここからは投資信託を活用して低リスクで運用する方法について、具体的に解説していきます。

まずは最も低リスクで投資できる手法として、債券で運用するファンドについて紹介していきましょう。

債券とは、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。

投資家は、発行体に対してお金を貸す代わりに利子をもらう、というイメージです。

発行元:SBI証券

債券には国の発行する国債や、企業の発行する社債などがありますが、初心者には手が出しづらいと思われる方が多いと思います。

したがって債券で運用するには、投資信託の活用が手軽でおすすめです。

ここで、投資信託を活用したおすすめの債券ファンドの一例を下記に示します。

ファンド名:三井住友・日本債券インデックス・ファンド

運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント

種 別  :国内債券

買付手数料:無料(ネット証券)

最小投資額:100円以上1円単位

運用開始日:2002年1月4日

上図は私のおすすめする国内債券ファンドの運用成績です。

運用を開始した2002年以降、大きな下落はなく、少しずつですが安定的に上昇を続けてくれるのが特徴で、これまでの平均利回りは1.6%ほどで運用されてきています。

債券は株式に比べてリターンは小さいですが、暴落するリスクも小さいことが大きなメリットとなります。

2008年のリーマンショックの金融市場暴落の時でさえ、大きな下落もなく元本+αを維持したまま通過しています。

その後も順調に上昇を続け、2016年には元本が+30%にまで上昇しています。

このように債券はマーケットから受ける影響を少なくできることが特徴で、いつ解約しても元本割れしづらく、安心感があるのが強みといえます。

これだけ安定しているのであれば、預金代わりに手軽に運用しても良いでしょう。

よって運用に安心感を求める人や、元本保証型を好むような人であれば、株式よりも債券系のファンドを選ぶのがおすすめです。

低リスクで投資する方法 バランス型ファンド

先述したように、最も低リスクで投資をするなら債券系のファンドがおすすめですが、債券系ではどうしてもリターンが小さいことがデメリットといえます。

そこで、少しだけリスクを高めても良いので、もう少し大きなリターンを目指したい、という方も多いと思います。

そんな方には、このバランス型のファンドがおすすめです。

バランス型ファンドとは、高リスクの株式と、低リスクの債券などをファンドがバランスよく配分して投資するファンドのことで、リターンとリスクのバランスを取った運用をしてくれる商品になります。

ここで、バランス型ファンドの一例を下記に示します。

ファンド名:トレンド・アロケーション・オープン

運用会社 :三菱UFJ国際投信

種 別  :バランス型

買付手数料:無料(ネット証券)

最小投資額:100円以上1円単位

運用開始日:2012年3月30日

上図は私のおすすめするバランス型ファンドの運用成績です。

運用期間はまだ7年程度と短いのですが、着実に右肩上がりでの上昇を続けており、これまでの平均利回りは2.7%ほどで運用されてきています。

株式へも投資している分、債券ファンドよりは大きなリターンが得られていますが、同時にリスクも高まるため、市場が急落する時には連動してパフォーマンスが大きく下落する局面があります。

しかし、このバランス型ファンドなら債券へも分散して投資していてリスクが緩和されているため、株式ほどの大きな下落には見舞われることがありません。

よってバランス型ファンドでは、このようにプロのファンドがリターンとリスクのバランスを取って運用してくれるため、初心者にも安心でおすすめです。

低リスクで投資する方法 株式ファンド

最後に、株式系のファンドについても紹介しておきましょう。

株式では債券よりも価格の変動が激しいことが特徴で、市場環境によっては元本割れを引き起こすリスクがありますが、その分リターンも大きいため、債券よりも大きなリターンを狙うことができます。

あくまでも投資なので、短期的に大きな収益を上げることは難しいですが、長期投資のスタンスで正しい運用さえできれば、最も大きなリターンを期待できる手法の一つといえます。

ここで具体例として、私のおすすめする株式系ファンドの運用実績について紹介しておきましょう。

ファンド名:三井住友・中小型株ファンド

運用会社 :三井住友DSアセットマネジメント

種 別  :日本株式

買付手数料:無料(ネット証券)

最小投資額:100円以上1円単位(ネット証券)

運用開始日:2003年9月30日

上図は私も実際に投資している株式系の運用ファンド『三井住友・中小型株ファンド』の運用成績になります。

同ファンドは2003年に設立されて以降長期に渡り運用されており、チャートに示す通り2003年から15年間を複利(分配金再投資)で運用していれば運用額は+500%、つまり投資額が6倍になるという超大幅上昇をみせています。

2008年にリーマンショックによる大暴落があったため、安部政権が発足する2013年くらいまでは苦しい時期となりましたが、辛抱強く投資を続けていれば、巨額の富を築いてくれた一例です。

このように株式系のファンドは価格変動が激しく、世界情勢に応じて運用額が大きく減ってしまうリスクがあります。

よって株式系のファンドでは長期投資のスタンスでじっくり取り組むことが大切で、成果を出すのに時間がかかる場合はありますが、長期で取り組めば最も大きなリターンを期待できる手法といえます。

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投資の始め方についてですが、今回ご紹介したような投資信託への投資を始めるなら、ネット証券の活用が断然おすすめです。

ネット証券であれば少額からでも投資できる点が大きな強みで、投資信託なら100円からでも手軽に投資することができるのです。

出典元:楽天証券

ネット証券であれば、いつでも、どこからでもスマートフォンなどからのインターネットで手軽に投資することができます。

ネット証券なら手数料も格段に安く、投資信託なら100円からでもクリックだけで手軽に投資することができるので、初心者にも安心でおすすめです。

利用登録もインターネットで手軽に申請でき、口座開設を含め初期費用もすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。

証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。

この辺りについては別記事の『初めての株式投資 初心者向けの始め方をやさしく解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。

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まとめ

以上により、今回は資産運用の初心者の方に向けて、低リスクで投資するおすすめの方法について解説させて頂きました。

ここまで解説してきた通り、初心者の方が低リスクで投資するなら、投資信託の活用がおすすめです。

そして投資先ファンドの種類については、債券型、バランス型、株式型の3種類について紹介させて頂きました。

これら3種類の傾向をまとめると下記のようになります。

投資先ファンドの種類

✅債券ファンド:とにかく手堅くいきたい

✅バランス型 :少しならリスクを負える

✅株式ファンド:長期投資でリターン重視

このように投資信託を活用すれば、自分の資産状況やライフタイルに合わせてファンドの種類を選定することで、自分に適した運用方法を選択することができます。

投資に対し、どこまでのリスクを許容できるかによって、自分に最適なファンドの種類を選べば良いでしょう。

資産運用で成果を上げるには、このような知識や経験が必要となります。

資産運用に必要な知識については、当サイト内でも多くのコンテンツをすべて無料にて公開していますので、資産運用について学びたい方のお役に立てれば幸いです。

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皆さんも思い立ったが吉日、今すぐに勉強を始めて行動を起こし、人生を豊かにしていきましょう。

資産運用について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。

そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。

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