貯金は今すぐ運用すべき おすすめの運用方法を解説

はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。

今回は『貯金は今すぐに運用すべき』という話をさせて頂きます。

皆さんは資産運用をしていらっしゃるでしょうか。

残念ながら日本ではまだまだ投資への抵抗感が強く、株式投資などの資産運用をする慣習が根付いていないのが現実です。

日本人は皆、預金が大好きです。

下図は日本、米国、欧州の家計における金融資産の構成を示したグラフになります。

日本、米国、欧州の家計における金融資産構成

このグラフを見る限り、日本では欧米と比べて明らかに現預金の比率が高く、資産運用への意識が低いことが分かります。

日本では金融資産の半分以上を現預金で保有していますが、米国では逆に金融資産の半分程度を株式や投資信託などへ投資し、現預金の保有比率は13%ほどでしかありません。

日本の社会は1990年代のバブル崩壊のトラウマから依然として抜け出せず、知らず知らずのうちに『預金が最も安全だ』という意識が深く根付いてしまったものと考えられます。

しかし日本人の多くが知らない事実ですが、預金には『インフレ』という大きなリスクを伴います。

お金の勉強をせずにただ預金を続けていると、知らぬ間に預金の価値がどんどん減少し、無意識のうちにどんどん貧しくなってしまうのです。

そこで今回は預金に伴うリスクと、資産を守りながら増やしていけるおすすめの運用方法についてご紹介したいと思います。

本記事がみなさまの資産運用を始める一助となれれば幸いです。

貯金は運用すべき 預金のリスク

銀行預金でお金を保有していても、お金はまったく増えないどころか、実質的にはどんどん目減りしてしまうという事実をご存知でしょうか。

これは政府も国策に挙げているインフレ、すなわち物価上昇が要因となります。

物価が上昇すれば、預金しているお金の価値(購買力)が減ってしまうということです。

一昔前であれば100円で買えたジュースが、今では120〜150円もかかるようになりました。

これはすなわち、現金の価値(購買力)が20〜50%も下落したということです。

昔に100万円を預金してとっておいたとしても、今では当時の70〜80万円分の価値しか持たないということです。

これを俗にインフレと呼び、預金は大きなインフレリスクを負うことになります。

したがって預金ではお金が増えないどころか、むしろどんどん減っていってしまうのです。

これでは貯めても貯めてもお金が増えていかないので、預金をしている限り一生裕福になることはありません。

これが、一般的な日本人の典型的なパターンです。

ここでお金を預金ではなく、株式や債券、あるいは不動産などの投資資産に替えて運用することにより、インフレのリスクを回避することができます。

これらの投資資産は物価の上昇に連動して価格がどんどん上昇するため、インフレのリスクを避けることができるのです。

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貯金は運用すべき おすすめ運用方法

ここまでで預金のリスクと資産運用の必要性について解説してきました。

ここからは初心者の方にも安心しておすすめできる資産運用の方法について紹介していきます。

これから資産運用を始める初心者の方であれば、まずはネット証券での投資信託から始めてみることをおすすめします。

下記は大手ネット証券である楽天証券の案内になりますが、このようにネット証券の投資信託を活用すれば、100円以上から1円単位で手軽に投資することができるのです。

出典元:楽天証券

投資信託とは

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門の機関(投資ファンド)が株式や債券などへ投資して運用し、その運用成果を投資家へ分配する仕組みの金融商品を指します。

出典元:楽天証券

ネット証券による投資信託のメリット

✅少額から手軽に投資できる(100円以上から1円単位)
✅自宅でも職場でもスマホからネットで手軽に投資ができる
✅ネット証券であれば手数料が格段に安く、手数料無料のファンドも多い
✅プロのファンドが適切に分散投資してくれるのでリスクが少ない

このようにネット証券での投資信託であれば、少額から手軽に投資することができ、100円以上から1円単位で投資できるファンドが増えてきています。

初心者には100円から投資できるという手軽さがおすすめで、まずはお試し感覚で手軽に投資することができるので、初心者の方にも安心でおすすめです。

投資信託 おすすめファンドの一例

百聞は一見にしかず、まずは具体例を見てみましょう。

下図は私も実際に投資している『三井住友・中小型株ファンド』の運用成績を示したものです。

ファンド名:三井住友・中小型株ファンド
種 別  :日本株式
買付手数料:無料(ネット証券)
最小投資額:100円以上1円単位
運用開始日:2003年9月30日

同ファンドは2003年に設立されて以降長期に渡り運用されており、チャートに示す通り2003年から15年間を複利(分配金再投資)で運用していれば投資額が+500%、つまり投資額が6倍になるという超大幅上昇をみせています。

2008年にはリーマンショックによる大暴落があったため、安部政権が発足する2013年くらいまでは苦しい時期となりましたが、辛抱強く投資を続けていれば、巨額の富を築いてくれた一例です。

なお投資信託については私が厳選したおすすめファンドを別記事の『投資信託おすすめ厳選5銘柄【初心者必見】』にて詳しく紹介していますので、そちらも参考にして頂ければと思います。

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👉投資信託おすすめ厳選5銘柄【初心者必見】

貯金は運用すべき 資産運用を始めるには

資産運用の始め方ですが、前述したように今はネット証券のサービスがかなり充実してきており、スマートフォンなどからインターネットで手軽に投資することができるので、おすすめです。

ネット証券であれば手数料も格段に安く、投資信託なら100円からでもクリックだけで手軽に投資することができるので、初心者にも安心でおすすめです。

ネット証券であれば利用登録もインターネットで手軽に申請でき、口座開設を含め初期費用もすべて無料なので、これを機に無料登録をして、まずは100円からでも投資してみることをおすすめします。

証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。

この辺りについては別記事の『株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。

🔹証券会社を見てみる
👉SBI証券
👉楽天証券

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👉株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説

まとめ

以上により、今回は預金に伴うリスクと、おすすめの資産運用の方法について解説させて頂きました。

その結論として『貯金は今すぐに運用すべき』という結論に至ります。

本記事を読んで頂いた方はきっと『貯金を少し運用に廻した方が良いのでは・・・』という想いを持っているはずです。

そしてその予感は間違いなく『的中』しています。

日本での資産形成は預金で構築することが当たり前と思われている節が未だに根強く残っていますが、それは大いなる幻想と大きな誤ちであり、それに気づいた人は賢明です。

まだ資産運用を始めていない方は、これからほんの少しの勉強と行動を起こし、資産運用を始めることさえできれば、また違った景色が見えるようになり、人生が変わるほどのインパクトがあります。

将来お金に困ることのないよう、早めの段階からしっかりと勉強を始めて資産運用を始め、しっかりと将来に備えていきましょう。

資産運用について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。

そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。

なかでもファイナンシャルアカデミーが開催している『お金の教養講座』では、東京、横浜、名古屋、大阪の各校にて無料セミナーを実施しており、株式投資などの資産運用について無料で学ぶことができるので、おすすめです。

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