資産運用をすることが必須の時代となりつつある現代社会において、最もポピュラーな手法である株式投資についてですが、投資は国内のみに留まるのではなく、投資対象を世界中へ広げ分散投資をすることが重要となります。
国内投資だけではリスク分散ができませんし、そもそも住んでいるのがたまたま日本なだけであって、投資対象として日本が有利とは限りません。
ここでは海外株への分散投資を推奨し、その方法や必要性について解説します。
ネット証券での投資信託を使えば、海外への投資は誰でも少額から手軽に始めることができますので、その方法についてもご紹介したいと思います。
なぜ海外株への分散投資が必要なのか
株式投資ではグローバルに分散して投資する事が重要です。
私たち日本人は日常のあらゆる場面で日本円がベースになっています。
収入は円で給与が支給され、消費もすべて円で消費、そのほか預貯金や保険、持ち家などの資産や退職金、さらに老後の年金まであらゆるお金が『円』をベースとしています。
しかし実はこの状態が、無意識に日本円に依存してしまっている危険な状況である事に、果たしてどれだけの人が気づいているでしょうか。
この状態は良くも悪くも日本を信頼しすぎであり、日本経済に少しでも劣勢な状況が訪れた時には、もはや日本とともに心中するしかありません。
このような可能性を回避する為にも、投資はグローバルに行うべきです。
私のポートフォリオでは、70%以上を外貨建ての海外株式に充てています。
特に私の場合は保有する国内不動産のウェイトも大きく、かなり日本円に依存してしまっている状況ですので、株式投資では海外を主軸に組んでいます。
株式投資 海外株へ分散投資をする方法
海外の株というだけで拒絶したくなる人もいるでしょう。
しかしここで伝えたいのが、今はネット証券を使えば海外の株も手軽に少額から購入できるという事です。
銘柄など決められなくても大丈夫、投資信託に投資すれば良いのです。
特に初心者の場合には個別銘柄ではなく、買いたい市場の全体を網羅してくれるような投資信託の方が安全でお勧めです。
ネット証券であれば手数料無料のものも多く、しかも100円から投資可能なものも多いので、私も重宝しています。
塵も積もれば山となりますので、1,000円でも100円でも余ったお金が有ればネット証券でクリックして投資信託へ投資します。
証券会社は国内シェア1位のSBI証券か2位の楽天証券がおすすめで、私自身もこの2社を愛用しており、このいずれかを選んでおけば十分です。
この辺りについては別記事の『株式投資の始め方 🔰初心者でも安心の始め方を解説』にて詳しく解説していますので、あわせて参照ください。
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海外株への分散投資 ポートフォリオ例
ここで海外株へ分散したポートフォリオの一例を上図に示します。
これはかなりオフェンシブな配分で、私のポートフォリオにもかなり近いのですが、特徴としては中国株をはじめとするアジア系新興国のウェイトがかなり大きいところです。
ドル建ての米国株も非常に好きで、常に右肩上がりでの上昇を続けてくれる安定感が強みであり、大変重宝しています。
ベトナム株は既に上げすぎた感がありますが、私は早い段階で購入できていたため、なかなか好調です。
余談ですが、その他の項目としてAIやフィンテックなどのイノベーションに特化した米国株の投資信託を保有しているのですが、こちらも好調です。
なお海外株の投資信託については、私が厳選したおすすめファンドを別記事の『投資信託おすすめ厳選5銘柄』にて紹介しておりますので、参考にして頂ければと思います。
また近年ではAI技術の進化により、自動運用のサービスが続々と出てきています。
なかでもおすすめなのが『ウェルスナビ』というサービスで、AIが国際分散投資を自動運用してくれるので、このようなサービスを使えば、ロボットにお任せという運用もできてしまいます。
忙しくて投資に時間を割けない人などには特におすすめです。
まとめ
以上により、海外株への分散投資について解説させて頂きました。
ネット証券の投資信託を使うことにより、100円からクリックするだけで手軽に全世界の海外株へ分散投資することができますので、これを機会に是非お試し頂ければ幸いです。
株式投資について学ぶには書籍にて独学で勉強をするのも良いのですが、最初は何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。
そんな方は、一度無料セミナーに出てみるのも良いかもしれません。
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