はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「第一生命の株価」を予想して、今後必ず上昇する7つの理由を解説していきたいと思います。
🔳第一生命の株価を予想【大幅増益で株価は上昇中】
✅これまでは減益が続き低迷
✅21年3月期は、大幅増益に
🔳第一生命の株価を予想【必ず上昇する7つの理由】
✅①配当の増配が続いている
✅②配当利回りはかなり高い
✅③22年3月期も増益の予想
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤純資産は、順調に増加中
✅⑥金利が上がれば収益向上
✅⑦将来も高齢化により安泰
「第一生命の株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】第一生命の株価は、これから右肩上がりの上昇を続けるでしょう。
同社における21年3月期の業績は大幅増益となり、今後も増益が続く見込みです。
配当利回りも高く、株価も割安な水準にあるため、今後も株価上昇に期待が持てるでしょう。
今回は「第一生命の株価」を予想して、今後必ず上昇する7つの理由を解説していきたいと思います。
第一生命の株価を予想【大幅増益で株価は上昇中】
それでは「第一生命の株価」について予想していきましょう。
まずは第一生命の株価と業績の、現状から整理していきましょう。
これまでは減益が続き低迷
第一生命の株価は、19年3月期からの連続減益による影響で、大きな暴落に見舞われました。
下図に第一生命の株価チャートと、純利益の推移を示します。
第一生命HD(8750)株価チャート_10年
第一生命HD(8750)純利益の推移
第一生命の株価は、2018年10月より大きく下落していることが分かります。
この時はたったの1年半で、株価が半値になるまでに急落しました。
暴落した原因は、利益の大幅減益が続いたためです。
第一生命の利益は20年3月期を底に、大きく低迷しました。
21年3月期は、大幅増益に
ところが一転、21年3月期の業績は、大幅な増益となりました。
下図に、第一生命の業績推移と見通しを示します。
21年3月期の純利益は2,620億円と、大幅な増益見通しとなりました。
第一生命HD(8750)業績推移と見通し
(四季報 21年3月19日更新)
これにより第一生命の株価はV字回復し、急上昇を始めています。
2018年より下落していた株価はほぼ回復し、現在も上昇を続けています。
それでは第一生命の株価は、今後はどのように推移するのでしょうか?
以下に、詳しく予想していきましょう。
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第一生命の株価を予想【必ず上昇する7つの理由】
ここまで第一生命の株価と業績の、現状について整理してきました。
そして第一生命の株価は、これから右肩上がりの上昇を続けるでしょう。
以下に同社の株価が上昇する、7つの理由について解説していきます。
①配当の増配が続いている
第一生命へ投資する魅力の一つが、配当金の増配です。
下図に第一生命における、配当金の推移を示します。
第一生命HD(8750)配当金の推移
第一生命の配当は14年3月期から20年3月期まで、7期連続の増配を続けていました。
同社の配当金はこのように、右肩上がりの増配を続けています。
また自己株式取得による株主還元も、継続的に実施されています。
このような積極的な株主還元を継続できれば、第一生命の株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
②配当利回りはかなり高い
第一生命の配当金は、配当利回りの高さも魅力です。
21年3月時点での第一生命の配当利回りは、実に3%を超えています。
日経平均における平均配当利回りは1.6%なので、同社の配当は、平均値の2倍近い高水準です。
今後も増配が続くようなら、第一生命の株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
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③22年3月期も増益の予想
第一生命の業績は、今後も引き続き増益が続く見込みです。
下図に、第一生命の業績推移と見通しを示します。
第一生命HD(8750)業績推移と見通し
(単位:百万円)
第一生命の業績は先述した通り、21年3月期は大幅増益となりました。
そして22年3月期の経常利益においても、引き続き増益が続く見通しです。
このような形で少しずつでも増益が続くようなら、第一生命の株価も、少しずつ上昇を続けるでしょう。
④株価はかなり割安な水準
第一生命の株価は現在、かなり割安な水準にあります。
下記に第一生命の株価指標について、日経平均との対比を示します。
日経平均 第一生命
PER (会社予想) 23.3 8.7
PBR (倍) 1.4 0.6
配当利回り(%) 1.6 3.0
株価の指標(2021年3月時点)
第一生命の株価は、代表的な株価指数であるPER、PBRともに、日経平均の1/2~1/3の低水準です。
これは同社の株価が一般的な水準と比べ、かなり割安であることを示しています。
また先述した配当利回りの高さについても、株価が割安であることが起因しています。
よって今後の業績が上向けば、第一生命の株価は、まだまだ上昇する余地が大きいでしょう。
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⑤純資産は、順調に増加中
第一生命の純資産は、右肩上がりの増加を続けています。
下図に第一生命における、実質純資産額の推移を示します。
世界的な株価上昇の流れを受けて、第一生命の資産は、右肩上がりで増加しています。
第一生命(単体)実質純資産額の推移
第一生命は単体だけでも6兆円以上の資産を運用する、大口の機関投資家です。
世界的な株高の流れが続けば、同社の資産は、今後もどんどん増え続けます。
資本主義の経済においては、大口投資家の資産は、持続的に右肩上がりで増え続けます。
第一生命の資産が増え続ければ、同社の株価も、これから右肩上がりで上昇するでしょう。
⑥金利が上がれば収益向上
2020年はコロナの影響で、世界的に金利が大きく低下した年となりました。
下図に、米国10年債利回りの推移を示します。
第一生命のような保険会社にとっては、金利の低下は大きな痛手です。
債券などによる利息収入が、著しく減ってしまうためです。
米国10年債利回り_10年チャート
しかし、すでに金利は底を打ち、現在では上昇を始めています。
一時は0.5%まで低下した米国金利も、現在では3倍以上に上昇しています。
金利が上がれば、第一生命のような大口投資家は、運用益を増やすことができます。
今後も金利が上がるようなら、同社の業績も、さらなる成長を続けるでしょう。
⑦将来も高齢化により安泰
日本の将来における高齢化が進めば、保険会社の需要はどんどん高まるでしょう。
今後は人生100年時代とも呼ばれ、老後の時間が長くなることで、将来への不安はより強まります。
今後も50代、60代、70代を中心に、保険会社への需要は、根強く維持されることが予想されます。
人生100年時代の高齢化社会へ向けて、第一生命の業績は、今後も堅調な成長を続けるでしょう。
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まとめ
以上により、今回は「第一生命の株価」を予想して、必ず上昇する7つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳第一生命の株価を予想【大幅増益で株価は上昇中】
✅これまでは減益が続き低迷
✅21年3月期は、大幅増益に
🔳第一生命の株価を予想【必ず上昇する7つの理由】
✅①配当の増配が続いている
✅②配当利回りはかなり高い
✅③22年3月期も増益の予想
✅④株価はかなり割安な水準
✅⑤純資産は、順調に増加中
✅⑥金利が上がれば収益向上
✅⑦将来も高齢化により安泰
【結論】第一生命の株価は、これから右肩上がりの上昇を続けるでしょう。
第一生命における21年3月期の業績は大幅増益となり、今後も増益が続く見込みです。
配当の増配も続いていて、配当利回りも高く、現在の株価はかなり割安な水準にあります。
今後も業績成長が続き、配当の増配も続くようなら、第一生命の株価は、今後も上昇を続けるでしょう。
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