ブリヂストンの株価・配当を予想!上昇する理由5選

はじめまして、投資家の関原大輔@sekihara_d)です。

今回は「ブリヂストンの株価・配当」を予想して、長期的に上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。

ブリヂストンの株価・配当を予想【しばらくは停滞】

✅業績の悪化で、株価が急落

✅配当金も、大幅減配が決定

✅業績停滞は、まだ暫く続く

ブリヂストンの株価は配当が魅力!上昇する理由5選

✅2018年まで、9期連続増配

✅配当利回りは依然高い水準

✅株価は、かなり割安な水準

✅株価は長期的には上昇傾向

✅2023年までの復調を目指す

ブリヂストンの株価と配当は、今後どうなるかな・・・

今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】ブリヂストンの株価と配当は、時間をかけて、長期的には必ず復調します。

コロナの影響で業績が悪化してしまった同社ですが、それでも長期的には必ず復調します。

すでに発表している事業戦略でも、2023年までの復調を目指すとして、ビジネスの変革が進められています。

今回は「ブリヂストンの株価・配当」を予想して、長期的に上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。

ブリヂストンの株価・配当を予想【しばらくは停滞】

それでは「ブリヂストンの株価・配当」について予想していきましょう。

まずは同社における、株価と業績の現状について整理していきましょう。

業績の悪化で、株価が急落

ブリヂストンの業績は、コロナの影響で急速に悪化してしまいました。

20年12月期における業績の会社予想値では、当期利益は600億円もの「赤字」見通しとなっています。

ブリヂストン(5108)業績予想

(単位:百万円)

これに伴い、現状の株価は急速に下落しています。

下図に直近20年間における、ブリヂストンの株価チャートを示します。

ブリヂストン(5108)株価チャート_20年

2020年に入り、株価が大きく下落していることが分かります。

ブリヂストンではこのように、業績悪化を受け、株価が大きく下落してしまいました。

配当金も、大幅減配が決定

ブリヂストンでは業績悪化を受け、配当金についても減配となりました。

19年度は160円であった配当金が、20年度は105円、およそ35%もの大幅減配となりました。

ブリヂストンの現状はこのように、株価も配当も、大幅な下落に見舞われています。

ブリヂストン(5108)配当金の推移

業績停滞は、まだ暫く続く

ブリヂストンの業績停滞は、まだしばらくの間は続きそうです。

下図に四季報における、ブリヂストンの業績推移と見通しを示します。

ブリヂストン(5108)業績推移と見通し

(四季報 20年12月16日更新)

20年度の赤字は先述した通りですが、次期の21年度についても、まだ回復には至らない見通しです。

21年度の業績予想では売上も利益も、コロナ前の17~19年度のどの年度よりも劣っています。

つまり21年12月期においても、ブリヂストンの業績は、まだ回復できないということです。

よって業績の回復が見込めない以上、ブリヂストンの株価は、しばらくは停滞が続くでしょう。

ブリヂストンの株価は配当が魅力!上昇する理由5選

ここまでブリヂストンにおける、株価と業績の現状について整理してきました。

ブリヂストンの株価は、今後しばらくは停滞が続くでしょう。

しかし長期的なスパンであれば、同社の株価は必ず上昇を続けます。

以下にブリヂストンの株価が長期的に上昇する、5つの理由を解説していきましょう。

2018年まで、9期連続増配

ブリヂストンの株へ投資する最大の魅力は、配当金のパフォーマンスです。

下図にブリヂストンにおける、配当金の推移を示します。

配当金・配当性向の推移

ブリヂストンの配当は2018年までの間、9期連続の増配を続けていました。

先述した通り2020年は減配となってしまいましたが、長期的な増配の傾向は変わりません。

今後の配当金が復調すれば、ブリヂストンの株価は再び上昇へ転じるでしょう。

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配当利回りは依然高い水準

20年度におけるブリヂストンの配当は105円に減配されますが、それでも配当利回りはかなり高い水準です。

大幅減配されてもなお、ブリヂストンの配当利回りは3%を超えています。

減配といっても、配当利回りについては、まだまだ高い水準を維持しています。

よって業績が改善し、配当が再び増配となれば、株価も再び上昇へ転じるでしょう。

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株価は、かなり割安な水準

ブリヂストンの株価は2020年に大きく下落したため、株価はかなり割安な水準です。

下記にブリヂストンの株価指標について、日経平均との対比を示します。

               日経平均  ブリヂストン

PER (倍)          25.3       8.4

PBR (倍)      1.2       1.0

配当利回り(%)     1.7       3.1

株価の指標(2021年1月時点)

ブリヂストンの株価は、上記のすべての指標において、日経平均よりも割安な水準にあります。

特にPERは8.4倍と、日経平均と比べかなり低い水準です。

このようにブリヂストンの株価は、すでに十分に下落した状況といえます。

よって今後の業績が改善すれば、株価はたちまち上昇へ転じるでしょう。

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株価は長期的には上昇傾向

ブリヂストンの株価は、短期的にはともかく、長期的には上昇傾向にあります。

下図に過去30年間における、ブリヂストンの長期株価チャートを示します。

ブリヂストン(5108)株価チャート_30年

上図を見ればブリヂストンの株価は、長期的には上昇傾向にあることが分かります。

また下図はブリヂストンにおける、業績の長期推移です。

売上高・当期利益の推移

業績についても、長期的には少しずつ成長を続けています。

このようにブリヂストンは、株価も配当も業績も、長期的には成長を続けています。

よってブリヂストンの株価は、長期的に見れば、持続的な成長を続けるでしょう。

2023年までの復調を目指す

ではブリヂストンの株価は、いつ上昇へ転じるのでしょうか?

下図に同社が発表している事業戦略の、中期ビジネスシナリオを示します。

ブリヂストンの中期ビジネスシナリオ

ブリヂストンでは、この中期事業戦略に基づき、ビジネスの変革が進められています。

これによれば2023年には、変革後の「強いブリヂストン」を取り戻す計画です。

世界のコロナ禍も2022年までには終息するとし、それまでの間に、事業体質が再構築される計画です。

この中期事業戦略が順調に進めば、2023年には業績が改善し、株価も復調することでしょう。

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まとめ

以上により、今回は「ブリヂストンの株価・配当」を予想して、長期的に上昇する5つの理由を解説させて頂きました。

ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。

ブリヂストンの株価・配当を予想【しばらくは停滞】

✅業績の悪化で、株価が急落

✅配当金も、大幅減配が決定

✅業績停滞は、まだ暫く続く

ブリヂストンの株価は配当が魅力!上昇する理由5選

✅2018年まで、9期連続増配

✅配当利回りは依然高い水準

✅株価は、かなり割安な水準

✅株価は長期的には上昇傾向

✅2023年までの復調を目指す

【結論】ブリヂストンの株価と配当は、時間をかけて、長期的には必ず復調します。

同社の株価はコロナ禍による業績悪化を受け、短期的には停滞が続くでしょう。

しかしそれでもブリヂストンの株価は、長期的には上昇を続けます。

ブリヂストンでは株価・配当・業績のすべてが、長期的な成長を続けています。

コロナが落ち着けば中期事業戦略が示すように、2023年には「強いブリヂストン」を取り戻すでしょう。

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