はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「ANAの株価」を予想して、株価が5年で回復する理由について解説していきたいと思います。
🔳ANAの株価を予想【2020年はコロナで暴落】
✅コロナで株価は半値に下落
✅21年3月期は4,000億の赤字
🔳ANAの株価を予想【株価は5年で回復する】
✅22年3月期の黒字化を目指す
✅通期5,400億円のコスト削減
✅業績回復はすべてコロナ次第
✅過去の暴落では、5年で戻る
「ANAの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
【結論】ANAの株価は、5年間で必ず回復します。
ANAの株価は、ITバブルやリーマンショックでも大暴落しましたが、いずれも5年で回復しています。
今回の業績回復の鍵はすべてコロナしだいなので、ワクチンが普及して騒動が終息すれば、株価は必ず戻ります。
今回は「ANAの株価」を予想して、株価が5年で回復する理由について解説していきたいと思います。
ANAの株価を予想【2020年はコロナで暴落】
それでは、ANAの株価を予想していきましょう。
2020年はコロナの影響で、ANAの株価は大暴落となりました。
まずはANAの現状について、簡単に整理しておきましょう。
コロナで株価は半値に下落
2020年はコロナの影響で、ANAの株価は大きく下落してしまいました。
下図に、ANAの直近10年における株価チャートを示します。
ANAホールディングス 株価チャート(10年)
コロナをきっかけに大暴落となり、2018年の高値と比べ、半値にまで下落してしまいました。
コロナの影響で、業績が大きく悪化したためです。
21年3月期は4,000億の赤字
ANAの21年3月期における当期利益は、▲4,000億円の赤字となりました。
下図に四季報による、ANAの業績推移と見通しを示します。
ANAホールディングス 業績推移と見通し
(四季報 2022年9月16日更新)
ANAの業績はコロナの影響で、未曽有の大赤字となってしまいました。
果たしてここから、ANAは業績を再建することができるのでしょうか?
以下に、詳しく解説していきましょう。
ANAの株価を予想【株価は5年で回復する】
ここまで、ANAの厳しい現状について解説してきました。
しかしここから、ANAの株価は、5年で回復するでしょう。
以下に、ANAの株価が回復できる理由について解説していきます。
23年3月期の黒字化を目指す
ANAは業績改善へ向けて、23年3月期の黒字化を目指すことになります。
下図にANAの業績について、会社予想ならびにコンセンサス予想を示します。
ANAホールディングス 業績推移と見通し
(単位:百万円)
上図の会社予想では、23年3月期の純利益は+210億円と、黒字を回復する見通しです。
ANAにおける今後の業績は、すべてコロナの情勢しだいです。
今後のコロナ情勢しだいでは、業績はさらに改善される可能性もあるでしょう。
通期5,400億円のコスト削減
ANAではアフターコロナへ向けて、大幅な構造改革が行われています。
その最大の取り組みが、コストの削減です。
20年度は当初計画と比べ、通期で約5,400億円ものコストが削減されました。
ANAの事業構造改革
設備投資についても、20年度は950億円を圧縮、21年度からの2年間では、計2,000億円の投資が抑制されました。
このような固定費削減や、事業全体の最適化を進めることにより、アフターコロナへ向けての改革が進められています。
業績回復はすべてコロナ次第
ANAの業績回復の鍵は、すべてコロナの情勢しだいです。
コロナが終息すれば、出張や観光需要が戻り、業績も回復するはずです。
ANAが発表している今後の見通しでは、旅客数の回復を下図のように見込んでいます。
今後は22年度上期中に国内線で90%、国際線で35%までの回復を見込んでいます。
ANA(9202)今後の旅客数の見通し
(指標) コロナ前の水準=100
ANAの旅客数はこのように、徐々に回復すると予想されています。
旅客数が回復すれば、業績も回復へ向かいます。
さらに現在、ワクチンの接種も世界中で進められています。
2022年にはワクチンが行き渡り、世界が正常化することが期待されています。
過去の暴落では、5年で戻る
ANAの株価は、過去にも大きな暴落がありましたが、いずれも5年で回復しています。
下図に、ANAの直近20年間における株価チャートを示します。
ANAホールディングス 株価チャート(20年)
2001年のITバブル崩壊や、2008年のリーマンショックでは、今回よりも大きな暴落に見舞われました。
しかしいずれの危機においても、株価は5年も経つ頃には、すっかり回復しています。
歴史は、必ず繰り返します。
今回のコロナ危機においても、5年も経つ頃には、コロナなど忘れられているでしょう。
どんなに遅くても2025年には、世界は正常化しているはずです。
その頃には、ANAの株価も大きく回復していることでしょう。
まとめ
以上により、今回は「ANAの株価」を予想して、株価が5年で回復する理由について解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳ANAの株価を予想【2020年はコロナで暴落】
✅コロナで株価は半値に下落
✅21年3月期は4,000億の赤字
🔳ANAの株価を予想【株価は5年で回復する】
✅22年3月期の黒字化を目指す
✅通期5,400億円のコスト削減
✅業績回復はすべてコロナ次第
✅過去の暴落では、5年で戻る
【結論】ANAの株価は、5年間で必ず回復します。
ANAの株価は、過去にも大暴落を繰り返していますが、いずれも5年で回復しています。
今回のコロナ危機においても、3年も経てば、騒動はすっかり終息するはずです。
2025年になる頃には、ANAの株価は、すっかり回復していることでしょう。
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