はじめまして、投資家の関原大輔(@sekihara_d)です。
今回は「S&P500の今後」を予想して、まだまだ上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
🔳S&P500の今後を予想【まだまだ上昇する5つの理由】
✅ ①米国長期金利は、過去最低の水準
✅ ②為替市場の動きが、まだまだ円高
✅ ③米政府による経済対策がまだ続く
✅ ④米国は持続的な経済成長を続ける
✅ ⑤S&P500は、右肩上がりで上昇する
🔳S&P500の今後を予想【株価上昇はいつまで続く?】
✅S&P500のPERは、徐々に上昇
✅S&P500の上昇は、いつまで続く?
「S&P500の今後の値動きは、どうなるかな・・・」
S&P500は過去最高値の更新を続けており、高値を心配する人も多いですよね?
【結論】S&P500は今後も、まだまだ上昇を続けます。
S&P500は過去最高値の更新を続けていますが、高値を心配する必要はありません。
歴史の面でも経済の面でも、S&P500は、まだまだ上昇する要素が多いためです。
今回は「S&P500の今後」を予想して、まだまだ上昇する5つの理由を解説していきたいと思います。
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S&P500の今後を予想【まだまだ上昇する5つの理由】
それでは、S&P500の今後について予想していきましょう。
S&P500は今後も、まだまだ上昇を続けます。
以下にS&P500が上昇を続ける5つの理由について、一つずつ解説していきましょう。
①米国長期金利は、過去最低の水準
米国の金利は今、過去最低の水準にあります。
下図に、米国10年債利回りの長期チャートを示します。
米国10年債利回り
現在の長期金利は0.7%前後と、過去に例のない、未曽有の低金利となっています。
【重要】金利の低下は、株高の前兆を意味します。
低金利の恩恵
✅経済が活性化される
✅株式へ資金が流れやすくなる
歴史を振り返っても、金利が低下した後は、株価が必ず上昇しています。
これは経済における「必然のサイクル」であり、時代を問わず必ず繰り返される、必須のサイクルです。
✅金利の低下 → 株価の上昇
よって金利が過去最低の水準にある今は、間違いなく株の買い時です。
よってS&P500は今後、さらなる大きな上昇局面を迎えるでしょう。
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②為替市場の動きが、まだまだ円高
金利に続いて、「為替」の動きを見ても、S&P500はまだまだ上昇する可能性が高いといえます。
その理由は、「円高」だからです。
株価と為替には密接な関連があり、基本的に下記の関係が成り立ちます。
✅円安(ドル高)= 株価が高い
✅円高(ドル安)= 株価が低い
一般的に、景気が良くなれば「円安」になり、不況になれば「円高」となります。
現在の為替は、どう見ても「円高」です。
下図はドル/円における、直近5年間のチャートです。
ドル/円 5年チャート
上図の通りドル/円が105円台となるのは、明らかな「円高」です。
特に2020年はコロナの影響もあり、為替は円高方向へと振れています。
今後はコロナの終息に連れて円安方向へと動くので、その時には、S&P500はさらに上昇します。
よってS&P500は、今後のドル高に連動し、さらなる上昇を続けるでしょう。
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③米政府による経済対策がまだ続く
米国では、コロナを巡る追加の経済対策が、まだまだ続く見通しです。
個人へ追加の現金給付や、失業保険の給付延長、金融政策の維持など、経済を活性化する政策がまだまだ続きます。
これにより、世の中に流通するお金の総量が増えるため、結果的に必ず「株高」を招きます。
政府が増やした、あらゆるマネーが、株式市場へと流れるためです。
歴史を振り返っても、このような経済対策や金融緩和を行った後は、必ず株高が起こります。
よってS&P500は今後も、まだまだ上昇する余地を残しているのです。
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④米国は持続的な経済成長を続ける
米国は紛れもなく、世界一の経済大国であり、圧倒的な経済成長を続けています。
下図に主要各国における、GDP推移の比較を示します。
主要国のGDP比較
(出典元:ガベージニュース)
これを見れば、世界各国のなかでも、米国が断トツの経済成長を続けていることが分かります。
そしてこの流れは、決して変わることはありません。
今後も米国は、世界で最も強い成長を維持することで、他国との差をどんどん広げていきます。
よってS&P500は、米国の経済成長に連動し、今後も持続的な上昇を続けていくでしょう。
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⑤S&P500は、右肩上がりで上昇する
S&P500は、歴史的に右肩上がりの上昇を続けています。
下図はS&P500の、直近35年間における株価チャートです。
S&P500 35年チャート
これを見ればS&P500が、長期的に右肩上がりの上昇を続けていることが分かります。
過去にはコロナショックを含め、大きな経済ショックが3回発生しました。
しかし長期的に見れば、どれも一時的なことに過ぎず、右肩上がりの上昇基調は変わりません。
長期的な歴史は、必ず繰り返します。
よってS$P500は今後も長期的には、このままの勢いで上昇を続けるでしょう。
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S&P500の今後を予想【株価上昇はいつまで続く?】
ここまでS&P500の今後について、まだまだ上昇する理由を解説してきました。
ではS&P500の株価上昇は、果たしていつまで続くのでしょうか?
S&P500のPERは、徐々に上昇
S&P500は、すでに過去最高値にまで達したため、さすがに割高感が表れ始めました。
下図はS&P500における、PERの長期推移です。
【S&P500】PERの長期推移
(引用元:multpl)
S&P500のPERは、直近で急激に上昇しており、ついに30を超える水準に達しました。
コロナで経済が悪化するなかでの株価上昇なので、当然の結果です。
今後もまだ株高が続くようなら、このPERはもっと上昇します。
ではS&P500の上昇は、いつまで続くのでしょうか?
S&P500の上昇は、いつまで続く?
やや割高となってきたS&P500ですが、それでも、まだしばらくの間は上昇が続きます。
その理由は、先述した通りです。
では、いつまで株価上昇が続くかというと、下記の指標に注意すると良いでしょう。
✅米国の長期金利が上昇する
✅為替が円安・ドル高になる
基本的に、米国の金利が上がり、ドル高が加速してきたら、株価下落を警戒する必要があります。
2007年のリーマンショックの直前には、景気が過度に加熱し、米国金利は5%超、ドルは120円超まで上昇しました。
そこまで上昇することはないでしょうが、金利やドルがある程度上昇してきたら、警戒する必要があります。
FRBは当面の間、金融政策を維持する構えなので、まだしばらくの間は低金利が続きます。
よってS&P500の株価も、しばらくは安定して推移するでしょう。
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まとめ
以上により、今回は「S&P500の今後」を予想して、まだまだ上昇する5つの理由を解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
S&P500が今後、まだまだ上昇する5つの理由
✅ ①米国長期金利は、過去最低の水準
✅ ②為替市場の動きが、まだまだ円高
✅ ③米政府による経済対策がまだ続く
✅ ④米国は持続的な経済成長を続ける
✅ ⑤S&P500は、右肩上がりで上昇する
【結論】S&P500は今後も、まだまだ上昇を続けます。
米国の経済力は紛れもなく「世界一」であり、S&P500は歴史的に、右肩上がりの上昇を続けています。
今後も政策による低金利が続く見込みのため、米国株はまだまだ上昇を続けます。
よって少なくても金融政策が維持される間は、S&P500は上昇を続けるでしょう。
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